2018⇒2019

めちゃ久々ウィスキーを飲みながら適当に2018を振り返りつつ2019年の目標を書くだけの回です。今年一年でかなりの量の活字に触れたんだけど、平野さんの「ある男」に出てくる「…彼は、ウォッカで酔ってゆく時の角度を愛していた。素潜りのように深い酩酊の底に向けて、まっすぐ一直線に沈んでゆく。途中の道行きは澄んでいて、言葉は決して追いつかず、風味でさえ、振り返った水面に遠く輝く光のようだった。…彼はようやく日常から完全に遠ざかって、その底の孤独にまで達した。」という表現が好き。孤独に達しきってしまう前に書き切ってしまうことにしたいと思います。さて、本題。2018年は40点くらいの一年でした。まあ頑張ってたとは思うし、その方向性が間違ってたとも思わないけど、生きる姿勢がまだまだ甘々ちゃんな一年だったなあと感じる。この1年頑張ったことを大別すれば、①自分と向き合うこと②決められたものを達成するために頭を使うこと③情報を仕入れることこの三つ。①に関しては去年からの話だしなんなら癖みたいなもん。でも常に懐疑的であることはまあ重要なんじゃないかねぇ。そのおかげで、ようやく自分が自分の言葉で語れるテーマが出てきた。自分の心からの想いを載せて、自分の言葉で語れることがあるっていうのは非常に大きな進歩ですね。その代償として、遊びたいっていう欲望が消えかけているという対人関係的に致命的な損失も生まれているの...

人間

僕は冬が嫌いだ。いや、嫌いではないのかもしれない。相性が悪い。秋の終わりがけから冬にかけて。精神的に不安定になる。もちろん色々な外部要因はある。けれど明らかに夏に比べ、モチベーションがない。やる気がない。やりたいことはある。やるべきこともある。でも動けない。気力がない。去年も同じだった。いや少し違うかもしれない。「自分」が見えずに悪戦苦闘を重ねていた。「死」がすぐそこにいた。そんな感覚だった。そのおかげでそれ以外のことに気力を割けない。そんな感覚だった。最近身に着けたはずの自分の足で時間軸を踏みしめている感覚がない。僕がどこかで落としたか。はたまた僕が落とされたか。強いて言えば写真を撮っている時だけは生きている感覚がする。5年以上前の古ぼけたモデルのアンドロイドを片手に自分が美しいと思う空間を平面的に液晶に転写する。その美しさを自分の「手」で洗練する。その瞬間だけは僕は時間軸上に戻れる。アンドロイドと言えば、僕のアンドロイドは電気羊の夢を見るのだろうか。PSYCHO-PASSの槙島に惚れ直して読み直した作品、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」通奏低音のように「人間とは何か」と叫び続ける作品だった。僕が槙島が好きな理由もそこにある。彼もまた作品中で「人間」とは何かを叫び続けていた。「真夜中乙女戦争」の主人公も同様。彼らはみな狂おしいほどに美しい。人間とは。人間とは。人間とは。今まで...

授業でまとめたやつ

読みづらいだろうけど、このブログは読む用ではないので仕方ない。現時点での人生観。 僕は死ぬのが怖い。いや、正確に言えば「死」の先にある「無」が怖い。肉体的な死が怖くないと言えばそれは嘘だ。しかしそれ以上に「自分」という概念がこの世界から消えてしまうことが怖い。それゆえ僕のキャリアビジョン、すなわち生きる目的はこの世界に可能な限り大きな影響を残すことである。それも社会全体の幸福度を上げるという形で。これは「無」をできる限り自分から遠ざけるための格闘である。そういう意味で、この目的を達成できないのであれば今死んでも50年後に死んでも大した違いはないとも思う。 この目的の達成度の判断基準となるのは、僕の影響で世界がどれだけ変わったかだと思う。もちろんこれは具体的な数値がでる基準ではない。最終的には自分が自分の与えた影響に満足がいくかどうかが基準になるのだろうと思う。そう考えると自分が満足のいくレベルで世界を変えるために自分が、一番効率が良くかつ美しいと思う行為が、自分が進むべき道なのだろう。 現在の僕にとってその行為は「教育」である。「教育」といっても学生相手に一方的に押し付けるという意味合いでの教育ではなく、年齢など関係なく生身の人間が相互的に変化し続けるという意味合いでの「教育」を行いたい。1年半続けている塾のチューターのバイトを通してたくさんの人生に触れ、彼らに多大なる影響を与えら...

平成最後の夏の僕と人類のこれから

はいどうもめずらしくあまり間を空けずに更新です。やったね!そういえば就活が廃止されるらしいですね。さらば「私立文系」的大学生。個人的には一般的な大学生はかなり嫌いなので嬉しい限りでございます。ここからはますます哲学が重要になりそう。割と僕がやりたいことは高大接続とか大学教育とも関係あるので手をつけるファーストステップとしてこれ関連のビジネスはありかもしれない策を練ることにします。はいということで8月の総括をしていきたいなと思うわけでございます。がその前に一つ。生物としての人類はどこにいきつくのかという議題を。そもそも生物は全て存続を目指しますよね。それを目指して繁殖を行うわけです。種としての存続。なんでこれを目指すのかは僕はまだ知らんので調べます。そうなると生物として一つの種が目指すところは「種としての永遠」なのかなと。その永遠、っていうものを達成するには生態系、システムは永久機関でなければなりません。そうじゃなきゃ永遠ではない。でも永久機関って厳密には(いまんとこ)存在しない。その矛盾を解消する手は一つ。それは「世界の終わり」村上春樹作「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の「世界の終わり」です。読んだことがない人は是非読んでみてください。めちゃくちゃ面白い作品です。読んだことない人向けに例えると「系の内部と外部の繋ぎ役を残してその役を人柱(犠牲)にする」これがこの矛盾を...

伝えるもの伝えられるもの

まーたお久しぶりですね毎回この書き出しでやってる気がする今回は言語について書くわけですけどぶっちゃけめんどくさかった…なので手が付きませんでした。はい。最近は人生が嫌いになってます。何やっても結果が出ない。というか結果ができない程度のことしかできない自分が嫌い。なんだかんだまだ他人の評価が価値基準にある自分が嫌い。結果だよ結果。僕はそういう宗教に入門したんだ。壺でも買おう。なんとか直そうとは意識してるんですけど目の醒めるような体験なしに価値観というか性格というかを矯正するのはなかなかしんどい。プラス周囲との差的なものを感じる。おっ意識高い系みたいな言語になった。良いぞこの調子だ。まあ自分が高いとか低いとかじゃなくて、優劣とか考えなくても、自分と同じ物の見方をする人間はいないんだなあという寂しさ的なあれを感じます。特に天井の高さがね。人間天井低くねえか?そんなんだから背が低いんだよばーかばーか。僕以上に天井も実力も背も高い人間を募集しています。「何者」って感じですねえ。瑞月さんが好きです。最近いよいよ周囲の人間が何者かになろうとしてる所を良く見るので心持ちがよくもにょってします。そうじゃねぇと思うんだよなあ。けれど僕はチキンなのでそれを口に出して言えないわけです。ああ懐かしのchicken the corn。自分の理想を意識するとかこの前言ったものの全然実行できない。そろそろ本格的に...

これから重要になりそうだなぁと思うリーダーシップ

はいどうも。労働の疲労と酒による微睡みの中で頑張って更新しようとしてます。寝落ちせんようにしよ。(そして寝落ちした。案の定!(寿司君ボイス))(途中まで12日の夜に書いて残りは13日の夜)最近頑張らなきゃなあと思うことが多い。今日で言えばプレゼン。最近まじでプレゼンが下手くそすぎる。感情をそれなりの解像度で文章にすることはできるけど感情を話すという形にするときに解像度ががくっと落ちる。スマホと10年前のガラケー位解像度が違う。練習しなきゃ。と、色んな場面でプレゼンだけでなく色んなことに対して思う。教育者目指すなら最強のオールラウンダーになりたいしが、夏休み大して頑張れてないんですよねぇ…不器用だからか自分の勉強に手を回す時間が作れない&長期的な視点で価値のある自分の勉強のために今の自分にできることをないがしろにしていいのかが分からないもちろん決めるのは自分なんですけど。どうしたもんかねぇ。死に物狂いで死ぬ気で命かけた努力をしたいんですよ僕は。意思が弱くてそれを全然実現できていない自分が死ぬほど嫌だし結果が出せなくてやる気だけが先行してる自分が本当に嫌い。もっと宗教の解像度を上げてもっと強固な宗教を、教典を作ろう。最近は割と常に胃液の味が口でしてるんですけどそれでも全然理想に届かないんですよねぇ。落合陽一とかどんな肉体とどんな精神してるんだろうか。まあこんなくだらん日記はどうでもいい...

リーダーシップ持論

はいどうも。実はとっくに夏休みに入っております。「じゃあなんでさぼってるんだ」という幻聴で胃が痛い。本は読んでるし考えてはいるんだけどね…書くのがね…今回は春学期に受けていたリーダーシップ開発という授業の総まとめ的なやつとして、今の僕のリーダーシップ持論というものを載せておきます。振り返った時にこの程度かと思えるようになりたいなあ。↓僕が目指すリーダーシップ像は、「あらゆる手段を尽くして再現性のある結果を出すことができるリーダー」である。これはLD1を受講する前から考えていたことであり、現在も変わっていない。LD1を通して、自分は相手の立場に立って物事を考えることが得意であること、1プレイヤーとしての技術や能力はそれなりに高いということを学んだ。それを踏まえて、LD1の最後で僕が定義した理想のリーダーシップ像は相手の立場に立って物事を考えメンバーが自分の力を最大限発揮できる環境を作りつつ、自分も1プレイヤーとして力を発揮することである。だが、僕自身としてはこのリーダーシップ像にあまり納得がいっていなかった。というよりも満足できていなかった。それというのも、このリーダーシップを発揮したところで僕が作れるのは短期的な結果を最大化する「グループ」的な集団であり、長期的な結果を最大化できる「チーム」的な集団ではないからである。そして、現状(大学生のうち)では「グループ」的集団を作れれば逃げ...

夏休みにやりたいことのメモ

さぼりまくってます!!!テスト期間だから仕方ないね!!!単位がやばい!!!去年の夏休みは散々退廃的な生活を送っていたので今年はもう少しまともな夏休みを送りたい!!!ので!!!やりたいこと忘れないうちにメモ!!!平成最後の夏だしね!!!!彼女????知るかボケ殺すぞ・脳科学のお勉強・心理学のお勉強↑できればこの二つはつなげて勉強したい主にモチベーションを科学的に理解すること、「精神と時の部屋」が実現可能かどうかを理解することに重点を置きたい・経営学のお勉強↑LDで扱った組織開発の視点も混ぜて体系立てたい・マーケティング理論のお勉強↑自分自身をマーケティングして実践したい。やるとしたらTwitterアカウントかな・プログラミングのお勉強↑どんなくだらなくてもいいからサービスを作る。できれば人工知能周りも勉強したい・学習方法のお勉強↑アクションラーニングみたいな感じで学習手法をできる限り知ろう。論文読もう。・哲学↑哲学者の本でも読もう。自分で考えよう。アウトプットしよう。・デザイン↑パワポのスライドマスターとかね。自分で手を動かそう。・美意識を鍛える↑世論に影響受けすぎでしょって感じだけどまあ。写真をとろう。美術館を回ろう。小説を読もう。作品周りの知識を集めて分析して作品に納得しよう。・エクセル↑ピポットテーブル!!!!お前は一体!!!!何者だ!!!!!・情報を仕入れる↑小説以外の本も読...

「尊敬」

はいどうもお久しぶりです。 20歳を超えて頭脳が衰えてしまっているので 更新が滞るのもしょうがないですよね。 うん。 本当なら今回のテーマは 「言葉」とはみたいな内容だったんですが、 思ったよりも筆が進まないのでとりあえずパス。 自分が思ってたより今の考えじゃまとまんなくてねぇ… もちろん書き上げるつもりではあります。 書き上げるために明日西洋美術館に行きます。 何かしら考えを深める糸口を見つけられるでしょう。 おもろい内容を書けるようにがんばります。 まさか見てるなんて思わなかった人から見られたりしてることを知ってしまったので心を引き締めてます。 まあ他人の目を気にしすぎて自分の考えたことをまとめるっていう軸はぶらすつもりは毛頭ありませんがね。 更新だけがんばります。テーマは結構あるんだ…結構…言葉にするのが難しくて大変。要努力。はい。今回のテーマは「尊敬」 そう、最近気づいたんですけど、 どうも最近、落合陽一にはまり過ぎてる気がするんですよねえ なんなら尊敬し始めている気がする。 「人を尊敬しだしたら終わり」 だと思って生きていたので結構我ながらショック。 まあもちろん人のある一部分を尊敬することは全然ありだと思うんですけど、「人を尊敬する」のは違うと思っていたんですよ。 というのにも理由は三つあって。 まず、一つ目。 言葉の感覚。 まあ人によ...

反省×抱負

はいどうも。ちばちゃんで楽しく酔った帰りに眠気覚ましで書いているのでワケわかんなかったり誤字ってたりしたらごめんなさい。でもちばちゃんはいいぞ。唐揚げがうまい&安い。そして唐揚げの下にあるパリパリが好き。調子にのって飲みすぎると高くなるんすけどね。二十歳になったことだし積極的に活用していきたい。Yeahというわけで題名通りです。二十歳になったので去年一年の振り返りと今年の抱負をまずは振り返りから。一年より少し前の話ですが自分としては頑張ったつもりだった大学受験で第一志望の大学に落ち第二志望の大学に入り、そこで色々なものを見て聞いて経験して大学というものに絶望してひたすら全てを大学以外のこと(主にバイト、残りで3rd classとか)に全振りして夏頃にめっちゃしんどくなってそこに色々なことが重なって色々辞めそうになって色々自分で動いたり考えたりしてやっぱり続けて今まで以上にバイトに力を注ぎ途中で俺なんで生きてるんだ?みたいないわゆる「病み期」的な物を経験しその中で色々思考してやりたいことを見出だしてさらにバイトに力を注ぎけれど思ったような結果を出すことができなくて滅茶苦茶悔しくてそれを踏まえてさらにバイトに力を注いで人に恵まれたこともあって二年になってからとった授業がひたすら面白くてそれでいて大変でそして今大体こんな感じです。一言でまとめるとしたら「挑戦」ですかね。臆病な僕に...

何様

はいどうも。またもや遅刻マンです。あまりにも無理のあるスケジュールで動いていたので許してほしい。計画の立て方下手くそ案件。まあその前に、大学生をバイトしかしないクソニートだと思ってる某企業と大学生は人生の夏休みとかいってる世間一般の人は頭冷やせ。なんなら冷凍庫入って全部冷やせ。ついでにツイートして炎上しろ。氷と炎のダブルパンチくらえ。まあなんだかんだ楽しく人生送ってるんで良いんですけどね。誕生日も迎えたし。誕生日を迎えて分かったことは、僕は人のことをあまり疑わない仏のような人間なので、サプライズに引っ掛かりやすいということです。遂に大学で誕生日サプライズをされるコミュ強大学生になってしまった…クハハハハはい。20歳になったということで、一年の振り返りとか今年の抱負とかまとめたいっすね。けれど今回のテーマは前回の続きで「何様」なので、そちらは追々。今回は「何者」の愚痴諸々とアナザーストーリー「何様」の感想を。まず「何者」に関して書きたいのは三つ。①「何者」で一番好きな台詞②小説版と映画版の違い③「何者」への不満です。というわけでまずは一番好きな台詞。前回、散々「何者」を絶賛したわけですが本書で一番好きな台詞を書きそびれてました。僕が「何者」で一番好きな台詞は瑞月の台詞で(こっからネタバレありだよ)「最近わかったんだ。人生が線路のようなものだとしたら、自分と全く同じ高さで、同じ角度で、...

何者②

はい。宣言通り更新できたよ!やったね!グループワークの授業が重かった時の生活習慣がくそすぎて絶賛一日のサイクル乱れ中なんですけども。今日も元気に生きていこうと思います。本題の何者の感想に移る前に愚痴りたいんですけども最近面白い人と話す機会が全然ないんですよね。笑えるという意味で面白い人はまあ結構いるんですけど話してて「この人面白いなあ」と思うようなぶっとんだ人間にあまり会わない。やっぱり中高時代は良い環境だったなあと男子校拗らせ人生破滅マンは思うわけですけども。年上の人と話す機会は実は結構あってアドバイスのようなものをもらう機会はそれなりにあるんですけど、大抵「行動しろ」みたいなことしか言われない。これは自分への戒めでもあるんですが彼らは大体人の考えを聞かないんですよね。断片的な情報だけをもとに自分の考えをありったけ話してそれで終わり。こちらの考えを引き出してくれないことが多い。まあ話さない僕も悪いんですけど。でも明らかに自分が正しいみたいな顔をしてしゃべられると反論する気が失せる。失せません?最近石原さとみさんと話題になっていた「SHOWROOM」の前田裕二さんがNews picksで「ファンがつくのは余白のあるコンテンツ」と言っていて人にも通じるもんやなあと思った。やっぱり僕としては自分の考えが絶対でないことを認識して0から一緒に話を作り上げてくれるタイプの人の方が話していて楽...